自然で野生を超える

ネイティブライフ・クリエーター協会の吉川です( ̄^ ̄)ゞ 

本日も代表の豊のコラムを紹介します!


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ここのところほぼ毎週 山に入って 動物の足跡を辿っているのだけど これがすこぶる面白い。 ・ まだスキーが下手だからか 雪が少ないからか いつも日没までに シカは追いきれないけれど シカなら足跡で、 群れの頭数や年齢、オスメスなんかも だいたいわかるようになってきた。 寝床は何処で 水場は何処で 餌場が何処で 休み場(遊び場)が何処で こんなのは、 その場まで行くと大体わかる。 すると、 群れはいつからいつまでそこにいて 1日にどれぐらい移動するのかも見えてくる。 そこにプラスして、 何を好んで、 何を嫌うのか。 この辺がわかってくると 居る場所が変わるのは どういう理由なのかがわかってくる。 雪の日は何処にいて、 風が強いと何処にいて、 寒い日は何をしていて、 暖かい日は何をしていて、 どういう時に、 何処に居るのか。 それは「何故」なのか。 なんてのが大体 イメージできるようになってきた。 ・ 昨日は、 そのイメージが現実となって 大体予想してたところでシカと出くわしたのだけど ホントにいた事にテンション上がってしまって すぐに逃げられてしまった。 回り込んで崖に追い込もうとしたけど 私の足が遅く、 隙間から隣の山まで逃げられてしまい、 日没前なので撤収した。 おかげで、 子鹿を連れた母鹿の 警戒時の速度が大体わかった。 バレていても、 驚かさないようにするのは そういうことか。 あと少しで、追いつける。 ・ もっと知りたい。 もっと静かに速く動けるようになりたい。 もっと遠くのシカを見つけられるようになりたい。 ふと気がつくと わかってきたのは、 私はシカを獲りたいのではなく それらを知り、超えたいのだという事。 鉄砲はオマケだ。 彼らのフィールドで、 地の利も速い足も、 よく効く目も鼻もない。 そんな圧倒的不利を 洞察力と知恵でカバーして 追いつき、超えたいのだ。 すこぶる面白いじゃないか。 大先輩が 「居たから撃つだけなんてつまらん」と 言っていたのは これなんだろう。 ・ 自然と共に生きるという 本当の意味は、 こんなところにあるのかも知れない。

Native Life

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