アウェアネス
ネイティブライフ・クリエーター協会の吉川です( ̄^ ̄)ゞ
どうやら胡散臭い話だなというふうに
聞こえてしまうけど
実はすごい身近な事なんです。
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夕方、家の近所を歩くと
どこからともなく夜ご飯の
いい匂いがしてくることがありますよね。
大体それで
見ず知らずの家の、その日の料理って
なんとなく見えてくる。
そこで、
お母さんらしき声がして、
子供らしき声が聞こえると、
なんかほっこりした家庭の空気まで
感じられたりする。
その時外が寒ければ
より一層「暖かさ」が
よくわかったりしますよね。
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これは、
目では全く見ていないのに、
壁一枚隔てた先で起きていることが
「見えて」来てるわけです。
嗅覚と聴覚、それに触覚を使って、
物事を「見て」いるわけですね。
第六感的に言われる
「アウェアネス」とか「洞察力」というのは
目では見えないものを
他の感覚を使って「見て」とり、
そこに視覚情報を足すことで
さらに詳しく物事を「見て」いくことで
より詳細に物事を捉えようとする試みなんですよ。
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なので
少しおかしな話に聞こえるかもしれないけど
アウェアネスを得たいとか、
洞察力を強くしたいなんて思うのならば、
実は一旦「目を閉じた」方がいい。
人間は「視覚」にとても依存している生き物なので
それ以外の感覚があまり鋭くないんです。
なのでまず、
ここを呼び覚ましてやるわけです。
嗅覚や聴覚で
そこにあるものをイメージをして
触れれるものなら触れてみる。
それが「何か」だけではなく、
「どこから来たか」とか
「どのように作られたか」とか
「どんな人が作ったのか」とかの過去や
「これからどんな風になっていくのか」とかの未来。
そんな事までイメージしてみます。
イメージが鮮明になって、
その「雰囲気」まで感じられたら
目で見なくとも、
それが「見える」ようになってきているわけです。
そうなったら、
目を開けるようにします。
すると、目を開けた時に
ものすごく理解度が深まっているんですね。
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また、この時初めて
自分のイメージが「どれほどずれているか」が
わかるわけです。
どんな人であっても
物事を100%「正確に」捉えることは出来ません。
これに気がつけたら大正解。
これを繰り返しているうちに
特に意識しなくても
この「自分のイメージ」が
より現実に起きている「それ」と
だんだん近づいて来ます。
すると、
普通に生活していても
自分に関わる人や物事の過去や未来まで
普段全く見えなかったものというのが
なんとなく見えるようになってきます。
これがいわゆる、アウェアネス。
第六感とか洞察力とか
言われるものの正体なんですね。
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ちなみに、
世の中で「困った人」というのは、
単純にこの精度が非常に「低い」人が
陥りやすいのです。
その人の見てる世界というのが
非常に近視眼的で、ほかから見ると
すごく自分勝手に写るから
それを人は、
「想像力の欠如」とか
「思考力が足りない」とか
「空気が読めない」とか
「頭が悪い」なんて表現をしたりするけど、
ただこの練習をしていないだけで
「感覚」とか「直感」とかが
鈍く誤った状態になっているだけ、
だったりもするわけです。
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この能力というのは、
人間誰でも持っているもので
仕事をする上ではもちろん有用だし、
まだ話ができない子供などの状態を知ったり、
料理の火加減なんかにも使えたりして
ものすごく万能なチカラとなって
人生を支えてくれます。
「直感」とか
「自分の感覚」というのは
上に書いたような「練習」するとこで
さらに伸ばしていくことができるわけですね。
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