「サバイバル」について勉強した時に、講師の方が「サバイバルの基本は敵を作らない事」と仰っていました。
話の流れとしては、人間関係についての話題の延長線上だったので、私のその時の解釈も、そこに限定していたのですよね。
金持ち喧嘩せず…じゃないけれど、自分の身を守る意味でも、周りを味方に出来たら理想的だし、そこまでいかなかったとしても、少なくとも「敵」は作らない方がいいよねぇと。
本日、テレビをつけたらコロナのニュースをやっていました。コメンテーターの方が、「コロナは、気をつけていれば防ぎようがありますが、それより怖いのは自ら敵を作り出すこと」と言っていました。
内容としては、例えばコロナが確認された場所や、治療をしているクリニックに対して「あそこに行くと感染する」といったような差別が、既に生まれている…というエピソードを話していました。
そういう差別や、そういう差別を生み出す人間の心理といったような見えない敵こそ恐ろしいという話をしていたのです。
その「敵を作り出す」というキーワードを聞いて、はっ!!としたのですね。
私、「サバイバルの基本は敵を作らない事」って、人間関係の話として聞いていたけれど
実際には、そこだけの話ではなくて、自分が置かれた環境全てを味方につけないといけない…という意味なのだろうなぁと気づきました。
自然の中にいた時に、足りないと思えば不便な事が多々ある訳ですけれど、見方を変えれば全て、自分を助けてくれる物になりうる。
取り巻くもの全てを、敵と思えば闘わなければならなかったり、自分を守ろうと遠ざけようとしてしまうわけですけれど
味方だと思えば、それが与えてくれる物に気づけたり、活用したり、使えたりします。
全てを味方につける事で、活路が見出せるって事なんだろうなぁと思いました。
まさに、ネイティブライフです。
自分が生きるその場所を知り、受けている恩恵に感謝し、その場所での生き方を知っていく。
再確認…と言いますか、改めてはっ!!としたので、備忘録としてここにも記しておきます( ̄^ ̄)ゞ
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