なぜ、今「防災」なのか。
コロナウイルスから始まった
世界的な大騒動ですが
考えてみてください。
あれがもし「新型」でなかったら。
ならば、ただの風邪なのですよね。
新型であろうとなかろうと
実態としてはただの風邪でしかない。
ではなぜこんなに大騒ぎになっているのでしょうか。
人々の「不安」がさらなる「不安」を呼ぶ
極端に言えば、
戦争というのは、
人々の「不安」から生まれてきました。
「攻め込まれるのではないか?」という不安が
先手を打って攻め込もうという思想になります。
そして、口火を切ってしまえば
報復合戦とあいなるわけです。
非常に簡単なメカニズムと言えますね。
つまり、
双方が不安にさえならなければ
戦争などそもそも起きません。
「実害」よりも「不安」の方が
より大きな影響力を持っているんです。
コロナウイルスも結果的に
経済不安、食糧危機ときて
戦争等のきな臭い話が噂だって来ています。
ただ、そもそもは「ただの風邪」であり
敵はウイルスですよね。
人ではないはずなのですが。
どんどん話は「おかしく」なっているのは
冷静に見ればわかりますが、
「冷静に見れなくなる状況」というのが
戦争までも引き起こそうとしているわけです。
「不安」は人を「悪者」にする
安倍首相が記者会見で咳をした。
それだけでたいそうなニュースにも
なっていました。
コロナウイルスが「新型」でなかったら、
咳ぐらい誰でもするわけですよ。
乾燥してるし。
でも最近は、人殺しのように見られる。
それは、人々がそれだけ
「不安」に支配されてしまって
冷静さを失っているのです。
これだけセンシティブな状態になっていては
なかなかイベントも実施できないし
様々な仕事もキャンセルせざるを得ない。
結果として、
経済が回らなくなってきている。
これは、コロナウイルスではなくて
人々が「不安」になりすぎていることが
一番の原因といえるのではないでしょうか。
「不安」を取り除くのは、「備え」
備えあれば憂いなし、と言いますが
毎年インフルエンザなどの
流行り風邪に備えているのならば
新型であろうとなかろうと
手洗いうがいなどの対処は同じ。
何も心配することはなかったわけです。
同じように、
災害に備えておくことが
日常的に行っておけば
何かが起きたところで
「それでもウチは大丈夫、なぜならー」
と、
わざわざ早朝からお店に並ぶ必要もないし
人のうわさ話に「焦る」必要もないわけです。
「防災」は万能な備え
実際、災害などは様々なパターンがありますが
実は備えそのものは殆どが「共通」なのです。
例えば「地震」に備えておくと
ウイルス騒ぎはもちろん
風水害や津波、土砂災害、など
その他様々な災害にも対応できます。
この理由は、
そもそも、災害による被害というのは、
大きく2つに分けることができることからわかります。
1,家の倒壊などの直接的な被害。
2,「生活インフラ」の一部が寸断されることで起きる間接的な被害。
このうち、「直接的」被害というのは、
災害によって異なりますが、実際には全体の1%以下しかありません。
被災者の殆どは、「生活インフラ」の寸断により
被害を受けているわけです。
そして、この「生活インフラ」の寸断は
殆ど全ての災害に共通しているのです。
例えば、
千葉の風水害では、
家屋、電気と一部の道路が寸断されましたが
北海道の胆振東部地震でも
電気と一部の道路が寸断されました。
災害の種類や規模が違っても
直接被害以外は、概ね共通しているのです。
直接被害の5万6千倍の確率で「生活インフラ寸断」に被災する
そしてどちらも、
直接的に大怪我や亡くなった方よりも
はるかに、
生活インフラの寸断で困った方のほうが
圧倒的に多いわけです。
北海道の胆振東部地震では、
死者重傷者合わせて91人に対し、
インフラである「停電」の被害者は
全道528万1千人に及ぶわけです。
直接被害に遭う確率の5万倍以上の確率で
生活インフラ寸断に遭っていることになります。
つまり、
直接被害に遭う確率よりもはるかに
「生活インフラ」の寸断による被害に遭うほうが
確率としてははるかに高いわけで、
他人事ではないわけですが、
自分ごととしてまず、これに備えておけば
多くの災害に共通して備えることが出来るわけです。
まずは「生活インフラ」寸断に対する備えを
このコロナウイルスの騒ぎでも、
ティッシュや消毒用アルコールなどが
店頭から消えました。
これは、「物流」のインフラが
一部ショートしたわけで
地震も風水害の時も同じ事は起きます。
ある程度の備蓄や、
可能であればサスティナブルなライフラインを
バックアップしておくことが出来れば
たとえ何が起きたところで
ほとんどの場合「何も困らない」ので
安心していられるわけです。
またこれがあれば、
例え経済破綻や戦争などが起きても、
直接的被害はこれらの場合殆ど無いので
実際あなたが何か困ることというのは
ないのです。
この備えには労力が
かかりそうな感じるかもしれませんが
実際には、うまくやると
日々の負担が減り
時短になったり、健康や豊かさを増やす事が
同時にできます。
「不安」を減らす事は重要ですが
だからといって「負担」を増やす事は無いのです。
ここでは文字数の都合上
お伝えしきれない事が沢山ありますが、
セミナーではより具体的に、
インフラの種類ごとの備えや
備蓄の方法、ローテーションのコツなどを通して
お伝えしたいと思っています。
また、
youtubeで講座内容を一部動画で配信しています。
チャンネル登録といいねをお願いします。
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