いつでも使える「アウェアネス」のスキル

どうも。豊です。

アウェアネスというのは日本語では「気づき」と訳されます。
よくサバイバルやスカウトなどで用いられる一つのスキルで、例えば足跡や折れた枝から何かが移動した方向を知ったり、太陽や星の位置から方角などを知ったり、周囲の様々な情報から集め、そこからヒントを得て答えを導き出す手法の事です。

これはあくまでも「アウトドア」の話で、現代人にはあまり必要ないのでは?と思われがちですが、実は、日常でも大活躍するスキルなんです。

簡単なアウェアネスは毎日やっている

アウェアネスの「周囲の状況」を把握して「答え」を導き出す、というのは、実は毎日私たちは「やっている」事。
例えば、朝「時計」を見て出発時間を把握しますから、「朝ごはんを食べる余裕があるか」などの答えを導いているわけです。
他にも、「寒いな」と感じたら、「一枚多めに服を着て出かける」とか、散歩をして一輪の花を見つけ「春が近くなったな」と感じて、翌日から少し明るい色の服を着てみたり。
これのレベルを上げたものがアウェアネス、と言えますので、日常をもっと快適に、「豊かさ」や「潤い」を取り入れたり、仕事で「成果」や「評価」を上げるのにも役立ってくれるということです。

子育てにもアウェアネス

まだ言葉を知らない子どもたちとのコミュニケーションも、やはり「周囲の状況」と「その子の表情や動き」などから、何を言おうとしているのか、何を欲しているのかを読み取らないとできません。
小さな子どもを持つママさんたちは、実はアウェアネスを使っているのです。もっと上手に何かを伝えたり、読み取ってあげたいときにも、アウェアネスを「使える」事は役に立つわけですね。

料理もアウェアネスで「プロの仕事」に近づく

意外なところでは、フレンチなどハイレベルな料理というのも、実はアウェアネスを使っていると言えます。
例えば「火入れ」。
料理に加熱料理は多いですが、普通レシピなどには「中火で5分」など時間で表されていますね。でもこの時間は、素材の状態によって本来左右するものなので、実際一番「ベスト」な火入れにはなっていない事がとほとんど。

切った時、口に入れた時の感触は本来食べてみないとわかりませんが、それをしてしまうと商品として美しくありません。
なので、切った内側を「確認する事なく」内側まで「ベスト」な状態になるようにしているわけです。
この時、外側の見た目だけでなく、材料の状態、材料の見た目、香り、形、焼き目、串を刺した感じなどをトータルで判断して、中の状態を判断して、「ベスト」な答えを出しているわけです。やっている事は「アウェアネス」と同じなんですね。

全ての仕事は少し先の未来をベストに近づける事

また、この時出る「答え」というのは全て、「少し先の未来」をベストな形に近づけていこうとする事とも言えます。これは、どんな仕事でも同じ事が言えますよね。

接客業なら、その人が来店する前より後の方が少し幸せになっているし、小売なら、その商品を手に入れる前より手に入れた後の方がその人は少し豊かになっている。
その「少し先の未来」をデザインする事がいわゆる「仕事」であって、それをより良いものにしようとするときには、「アウェアネス」が非常に役立つわけです。


日常に豊かさや潤いを取り入れたり、仕事の成果や評価を高めようとする時、必ず役に立ってくれる「アウェアネス」。一度体験してみてはいかがでしょうか。

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