モヤモヤする時は「散歩」で行う「自分調整」
どうも。豊です。
最近どうもモヤモヤしてしまう、なんて人も多いと思います。
そりゃそうだ。外に出ればみんなマスクしてなんだか警戒しあってるし、家の中にいてももう色々やり尽くしたし。
スマホ開いてSNSを見ると、うまくいってる人を見ればなんか焦るし、文句言う人にはイライラしてきてしまう。
ゲームやってもキリがないし。
誰かと話しても、やっぱりなんだかスッキリしない。下手すれば余計にイライラしてしまう。。
モヤモヤは自分が「今」にいない証拠
こんな状態というのは、実は「意識」が少し「今」から離れて、「不安な未来」に行っているような状態。
周囲の「不安な気持ち」に共感して、少し未来に自分にも起きるかもしれない「不安」に気を取られている、でも見たくないから見ない。
そんな感じでモヤモヤしているわけです。
自分自身をコントロールするハンドル
実際に人間ができるのは、「今」「目の前」にあることだけ。
当たり前のことの様だけど、意外と「先の事」をみんなやろうとしたり、「過去のこと」を悩んだりしますよね。
どれだけ悩み考えても、人間は手が届くことしか出来ないし、手を伸ばして触れる事ができるのは「その時」しかない。その時の自分からすると「今」なんですね。
つまり、
「自分自身をコントロールするハンドル」というのがあるとすると、それは過去にも未来にもなく、いつも「今」にあるわけです。
でも意識が「少し先の不安」に囚われていると、結果この「ハンドルを離してしまっている」状態と言えるわけです。
散歩で行う自分調整がおすすめ
こんな時におすすめなのは、「散歩」で行う「自分調整」。
「散歩」なので、知らないところにいく必要はありません。家の近所で良いのです。会社に出勤していたら、昼休みに、昼ごはんを軽く済ませて、残りの時間少し歩くだけで良いです。
ただこの時大事なのは、「周りをあえて見ない」事。
自分調整のやり方
まず仕事の合間なら、準備として空き時間の半分の時間でタイマーをセットします。これで、なってから帰れば間に合うので、歩いている間は時間を気にせずにいられます。
準備ができたら、テクテク歩き出し、自分の足音を聞いてみます。雑踏や騒音があっても、実は聴こうと思うとちゃんと聞こえるものです。
これが聞こえたら、次に自分の呼吸を聞いてみます。
早いのか、ゆっくりか、荒いのか、穏やかか。
これをしっかりと感じ取ったら、次は心臓の音を聞きます。
早いのか、ゆっくりか、荒いのか、穏やかか。
次に手の指先。風を感じているか、手袋してたらあったかいのか、冷たいのか。汗はどうか。それとも乾燥しているか。
次は足の指。靴の中は暖かいか、冷たいか、汗をかいているか。指を動かしてみて、かじかんでいないか。
一つ一つに良し悪しのジャッジせず、ただ「そうなんだね」とただ感じます。
一歩一歩、じっくり確認していきます。少しでも疲れたら、ちょっと立ち止まって休みましょう。休む方が多いくらいでいいんです。
何か思いついても、気になっても、とにかく「そうだね」とスルーしましょう。
歩いている「今」の体の「感覚」に集中する事で「意識」をつなげていきます。
たったこれだけ。これだけでかなり効果があります。
もし時間に余裕があるなら、呼吸、心臓、手足の感覚を「同時に」感じるまでゆっくりと繰り返してみましょう。
そして、もし少しでも自然がある場所なら、風の音、草や木の音、鳥の鳴き声など、少し意識の範囲を広げてみましょう。
さらにリラックス出来、より効果が高くなります。
ここまで来ると「アウェアネス」が得られる状態でもあります。
この様に、時間を忘れて、体の「感覚」と「意識」を繋げると、リラックス出来て、ちゃんと「今」に意識が戻ります。
もうこうなれば、あなたはあなた自身のハンドルをちゃんと持っている状態。本来のあなたに戻るので、知らぬ間に「モヤモヤ」が消えている事に気がつくと思います。
また、「やるぞーーー!」なんて気合を入れなくても、自然とやらなくちゃいけない事に体が動いてくれる様になり、「イライラ」もどこかへ消えてくれます。
やってみるとわかりますが、ゆっくりやっても20〜30分、なれてくると5分もかからず「自分調整」が出来ます。ちょっとした合間でも十分できます。
また、「あーーめんどくせぇ」となっている時というのは何をやってもなかなか進まないものですが、先にこの自分調整をやっておくと、その後スムーズに進むので、結果早く終わったりします。
モヤモヤしたら、是非やってみてください。
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