日常の「包丁」にはペティナイフがおすすめな10の理由

どうも。豊です。

あなたは料理をするとき、どんな包丁を使っていますか?
一般的には「三徳包丁」を使っている方は多いと思いますが、あれって実は今の時代のキッチンには合わないのです。

三徳包丁は「中途半端」

三徳包丁の3徳というのは、現代は「肉、魚、野菜」というのが一般的ですが、元は「出刃、柳葉、薄刃」と3つ必要だった包丁が1本でよくなりましたよ、的な意味で「3徳」だったようです。
ですが実際、「出刃包丁」のように魚を捌くと骨を絶つ時に歯が欠けますし、柳葉のように「引き切り」「そぎ切り」などをするには長さが全く足りません。また、薄刃包丁の「桂むき」のようなことをする際は、刃のカーブが仇になってうまく剥けません。
なんでも出来る訳ではないのです。

昔は、どの家庭にも3本は包丁が必要でした。これは、単純に言えば出刃、柳葉、薄刃はそれぞれ代用が効かないからで、さらに肉よりも魚がメイン、また惣菜や外食産業がほとんどなかったので、料理には最低3本必要だったわけです。
これが、ある程度惣菜や外食産業も発展し、魚も捌いたものが手に入るようになると、三徳包丁で事足りるようになったわけです。
そして現代は、惣菜やレトルト、缶詰など当たり前にありますし、食材はさらに小分けされ使いやすい形でスーパーに並んでいます。皮むきはピーラーがありますし、千切りのスライサーだってあります。
つまり、包丁そのものがやらなければならない事は「少なく」なっているので、三徳包丁よりも小型で扱いやすいものの方が、家庭には向いている、そんな時代であると言えるのです。

どうせならもっと軽く、もっと小さく

三徳包丁より小さい、しかも扱いやすい包丁は「ペティナイフ」です。なので、家で「ペティナイフ」をメインで使うメリットを10個あげてみようと思います。

1、軽い。

これはやるとわかるのですが、一般的な三徳包丁は18センチ程度。これに対し一般的なペティナイフは長さは15センチと少し短い程度なのですが、重さは1/3程になります。かなり軽くなるので、長時間の作業も手の疲れがだいぶ軽減できます。

2、小さい。

とにかくサイズは小さくなるので、収納もコンパクトになり、扱いやすくなります。

3、洗うのが楽。

料理をするとき、実は一番よく洗うのが「包丁」です。時短的に考えても、ペティナイフは「さっ」と洗えてしまう上に場所も取らないので、洗い物がすごく楽になり、テキパキ料理が進みます。


4、取り回しが良い。

塩コショウを振るとか、粉を振るとか、一旦包丁を置いて、また使う、というような時にも、小さく軽いので、ちょっとスペースがあればOK。また、アジなどの小魚などを捌くなんて時も、包丁の角度を変える時に大きく動かさなくて済むので、とても楽に出来ます。

5、キャラ弁などの「細工物」も楽。

例えば抜き型無しで「海苔を切り抜く」なんて事も、カッターで紙を切る要領で切れますし、ウインナーに切れ目を入れるとか、顔のパーツを作るとか、そういった「ちょっとした細工」が非常にやりやすくなります。

6、先端が使いやすい。

料理をする際、意外と一番使っているのは包丁の「先端」だったりします。ちょっと何かの袋を開けるとか、玉ねぎの芯を取るとか、ブロッコリーを茎から外すとか、だし巻き卵を切り分ける時なんかも、実は先端で切っていたりします。
この先端が持ち手から近いので、すごく使いやすく、結果多くの場面で「使いやすい」と感じるんです。

7、工夫すると三徳包丁より便利。

例えば、少し長さが必要な「キャベツの千切り」などは、数枚重ねて「丸めて」少しずつにして切ったりすると、意外と綺麗に細く切れたりします。大きなキャベツを一気に切るのはどちらにしても素人には難しいですが、ペティで十分に切れる量ずつ切る事で、上手に切れるようになったりします。
また、魚などを捌くのも、先端などをうまく使うと、綺麗に骨に沿って動かす事ができ、綺麗に捌けます。また無理ができない分刃欠けなども起きにくかったりもします。

8、高級品も安く買える。

牛刀が1本2〜3万するような高級包丁だと、なかなか手は出ませんが、それと同じ鋼材を使った同じシリーズのペティだと、1/3〜1/5、数千円で買えます。プロも使う一生モノが一番安く買えるので、ちょっと良いものが手に入れやすいです。


9、すぐに研げる。

メンテナンスも大事ですが、ペティは刃渡りも短く、全体的に薄いので、研ぎが一番楽に出来るといえます。例えば家庭用のシャープナーなどでもささっと刃がつきますし、砥石で研ぐのも簡単に出来ます。もちろん研ぎに出しても安上がりです。

10、アウトドア、災害時にも持ち出しやすい。

小さいので当然、持ち運びも楽なので、アウトドアにもそのまま持っていけます。アウトドア専用の包丁はわざわざ用意したとしてもチープですからね。また、ペティナイフで料理に慣れると、ツールナイフやアウトドアナイフでの料理も、長さがあまり変わらないし、使い方が近いので、結構自然に出来るようになったりもします。
また、これらは同じように、災害時等でも非常に有利で、「慣れない環境」で「限られた道具」で料理をしなければならない、なんて時にもすごく生きてきます。

まとめ

このような形で、普段家での料理にメインで「ペティナイフ」を使うのはとてもいい事が沢山あります。
「小さすぎて大丈夫か不安」なんてのもあるかもしれませんが、実際使ってみると、全然そんなことはなく、それよりも「楽」な事にハマると思います。
一度試してみてはいかがでしょうか。

Native Life

自分らしく、安心で安定した暮らしを自らクリエイトできるようになろう。 古の生き方に学び、新しいものを取り入れて、 現代だからできる、自分だけのための生き方。それが「自分ネイティブ」。 そんなネイティブライフを応援するサイトです。

0コメント

  • 1000 / 1000