コロナウイルスの「被害者」にならないために

そもそも何もおきちゃいない

今日は鹿道を追っておりました。
これ、母鹿と小鹿2頭ぐらいの小群れの道。
山頂に向けてお散歩に出かけているようです。

山の中にいるとよくわかるのは、
人間の世の中どれだけ騒ごうと、実際は「何も起きてない」という事。

コロナウイルスが、なぜこんなに騒がれているのか。ただの風邪なのに。不思議に思う人も少なくないでしょう。
そこには理由があるんですよね。

備えが無いほど不安になる

先日東京に行った時、すごく「やな感じ」がしたんですよ。
なんと言うか、東日本大震災の時のような「怖い」という感じに近いんだけど、なんかそれを「見てみぬふりをする」ような罪悪感が混じったような、そんな嫌な感じを。

結局のところ、来るであろう災害に「備え」のない人達の不安感が募り、それが「新型」とつくウイルスでガス抜き的に不満が集中した。

私はそんなふうに捉えています。

備蓄をちゃんとやってる人は必ずマスクや消毒用の何かは持ってるはずですからね。

人に被害を及ぼすのはウイルスでは無い

このウイルス騒ぎで、実際に人を困らせてるのは、実はウイルスではありません。
無くなりそうだからと、マスクを買い、アルコールを買い、ティッシュを買い、キッチンペーパーまで買い漁り、大した症状でもないのに病院に押し寄せるような、そんな身体的被害を全く受けていない「被害者」たちなんです。

ウイルス自体の被害は、毎年きているインフルエンザの数千〜数万分の1しかない。
風邪の原因と思われるウイルスは数千種類あるわけですが、その中の、たまたま一つを見つけただけで、今までは探しもしなかっただけなのですよ。なんせ、ただの風邪なので。

おそらく今年も、コロナウイルスで亡くなる人よりも遥かに多くの人がインフルエンザで亡くなるでしょう。

なのに、病院が混んでいて、適切な治療が必要な人が間に合わず亡くなってしまう。マスクが売ってないから人は不安が強くなる。そして、健康な人が朝から悲壮な顔でドラッグストアに並ぶ。

人々は我先にと「被害者」になりに行ってるわけですよ。被害など何も出ていないのに。
で、その「精神的被害者」が、「身体的被害者」の命まで奪っている。
これが今回のウイルス騒ぎでの最大の被害。

人の命を奪っているのは、ウイルスではないのです。

災害の最大の被害も同じこと


これが、災害の時にも起きるわけです。
そして同じ理屈で物がなくなり、物流インフラがショートするから物が無くなる。
また東日本大震災の時の「風評被害」は記憶に新しいでしょう。これも、「被害を受けていない被害者」が起こした被害であり、天文学的な経済被害となりました。
ウイルス騒ぎを含めで、災害というので一番人をリスクに晒すのは、この「被害を受けていない被害者」なのです。

被害者にならないために


さて、この「被害を受けていない被害者」の被害を受けず、また自分もそうならないようにするにはどうしたらよいでしょう。

それにはまず、この被害者たちをよく観察することです。
お店からはどういう順番で何からなくなるのか。
そして、どのくらい経つと話が収束するのか。

それを平時に買いおいておくのが「備蓄」なわけです。

被害者たちはどんな顔をして、何を喋り、どう行動するか。
これを耳に入れない、真に受けないために必要な事こそが、リスクマネジメントになるわけです。

これを「現物」から学べる機会はなかなかありません。これを学ぶのには絶好のチャンスと言えるでしょう。

観察する事で冷静になる


また、周囲を「観察」する事自体が出来れば、それだけ冷静になれているということ。つまり、その時点で被害者ではなくなっているのです。

今回のこの騒ぎは、この後くる大きな災害の一つの「練習課題」と考えてみると良いと思います。

大きな災害でも必ず、人々が「善人づら」してブラフを流したり、「マトモそうな」顔をして、ただ不安に掻き立てられ半狂乱のパニックになって、「正しい情報」を出す人を批判する。なんて当たり前に起きます。直接被害を「受けていない被害者」がこうやって騒ぐ。

これに流されず、「正確な情報だけ」を見て、冷静に「何もしない」事が出来るように、まずは周囲を観察してみてください。

これが、このウイルス騒ぎの「被害者」にならないための私の提案する方法です。

Native Life

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